カールフレッシュ音階教本
今日は時間があるので初心に戻ってカールフレッシュ音階教本をじっくりさらおうと思います。
カールフレッシュというのはドイツ生まれで、おそらく世界で最も使われている音階教本です。
日本のほぼ全ての音楽大学の実技試験でまず間違いなく課題に入っていて、採点においても最も重要視されている項目です。
大学に入ってからも熱心に練習しました。
なので今でもちょっと音程が悪くなってきたな、とか、じっくり腰を落ち着けて練習したいな、という時にはこのカールフレッシュを引っ張り出して練習しています。
練習の仕方としては、シャープフラット３つまでの調を選び、まずは５番の単旋律。上手くいけば良いですが、チェンジポジションなど自分で納得のいかない時は１音ずつチューナーで音程を確かめながら練習します。１音ずつです。
そしてスラーをつけて練習したら、次は６番の３度の和音。
こちらも上手くいけば良いですが、納得がいかなければ１音ずつに分解して分散和音で練習し、きちんと倍音が確認できたらスラーをつけます。
７番の６度と８番のオクターブは難易度が多少下がるので時間のある時にしっかりとさらいます。
今日は４月４日のホテルのランチコンサートの練習までしっかりと行いたいと思います。