美しい音を出すには
4月4日のニッコースタイル名古屋ランチコンサートへ向けて練習を重ねるなかで、改めて思います。
この日は春らしい選曲ということでポップスを中心に演奏をするのですが、クラシックでも、ポップスでも歌謡曲でも、その一音一音に必ず意味があるんですよね。
必ず意味があるんです。
なので、その意味が納得できるまで、一音ずつ練習します。
音の意味が分からなければ、意味が分かるまで練習をします。
地味ですが、私も文字通り一音ずつ練習しています。
すると、曲のほうからこちらへ歩み寄ってくれる瞬間があって、フワっと軽く、でも豊かな音色になると感じます。
とくにバイオリンは長い音価を出すことの出来る楽器なので、感情が出やすく、故に人々の心を癒すのだと思います。
(音価とは、音符が示す音の長さのことです)